全国のご当地グルメ集結 天満屋岡山店で物産展始まる

 全国のご当地グルメを集めた物産展「全国うまいもの大会」が15日、天満屋岡山店(岡山市北区表町)で始まった。27日まで。

 前期(21日まで)と後期(22日から)を合わせ、30都道府県67社が出店。目玉は、創業195年を記念した「1950円グルメ」で、宮城の牛タン専門店「利久」の弁当(通常は2635円)や横浜中華街の上海料理店「康華楼」の小籠包(しょうろんぽう)(18個入り、同2592円)など一部は数量限定で割安販売している。

 富山の飲食店「白えび亭」が揚げたてで提供する白エビ天ぷら(100グラム1296円)や京都のベーカリー「ブーランジュリオペラ」がその場で焼き上げるコルネ(1個321円)など実演販売もあり、食欲をそそる香りが漂う。岡山市北区の女性(68)は「岡山では普段買えない商品が多く、巡るのが楽しい。遠出するのも大変だからありがたい」と話した。

 ご当地グルメの物産展は毎年夏と冬に開催。午前10時~午後7時半(21日と27日は同5時まで)。

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