顧客の口座解約し、6700万円着服で3月に懲戒解雇のJA大樹町の元職員の女、在職中に事務室から現金351万円盗んだ疑いで逮捕

北海道十勝地方のJA大樹町の元職員の女が、在職中の2月、組合の事務室から現金およそ350万円を盗んだ疑いで逮捕されました。
女は、顧客の口座を解約し、およそ6700万円を着服したとして、3月にJA大樹町に懲戒解雇されていました。

逮捕されたのは帯広市の無職、仲澤明穂容疑者(27)です。
警察によりますと、仲澤容疑者は2月15日、当時勤務していたJA大樹町の事務室から、組合が管理する現金およそ351万円を盗んだ疑いが持たれています。
警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

JA大樹町は3月、顧客の定期貯金を勝手に解約し、2年間でおよそ6700万円を着服したとして仲澤容疑者を懲戒解雇していました。
警察は着服についてJA大樹町から被害届を受理し、調べています。

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