「遅れたかなと思ったんですけど」「ええピッチャーがきますので」 ソフトバンク、小久保裕紀監督の一問一答

4回1死二塁、石川(右)の交代を告げマウンドに向かう小久保監督(左)(撮影・伊東昌一郎)

◆楽天3―7ソフトバンク(15日、楽天モバイルパーク)

ソフトバンクが逆転勝ちを飾った。2番手の長谷川が2勝目。貯金を再び今季最多タイの14とした。試合後、小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。

―中盤に見事な逆転勝ち。
「(2番手の)長谷川がよく踏ん張ったんじゃないですか。石川があまり本来の調子じゃなくて、1イニングにヒットを2本ずつ打たれて、あの失点で収まっていたからチャンスがあったと思いますけど」

―早めの継投が実った。
「(石川は)3回で切ってもいいかなと思って。ちょっと(継投が)遅れたかなと思ったんですけど、あのあと長谷川が右左関係なく抑えてくれたので、今日のポイントだったかなという気がしますね」

―リリーフ陣が無失点。
「4点差であれば9回にオスナはいかないので。今日は津森が残っていたので。継投に入った時点では予定通りでした」

―周東が一発を含む3安打。
「ホームランより次の打席のレフト前(ヒット)の方がいいですね。ああいう次の打席で大振りにならずに反対方向に打っていくというのを続けていると率も下がらないと思う。(5回は川瀬)晃が凡退したあとにやっぱり柳田が1球で仕留めてくれたので。あれでチームの雰囲気がガラッと(良く)なった。あのままズルズル、あのチャンスで入らないと多分今日は嫌な展開になっていたと思いますね」

―周東の状態は。
「完全ではないですよ。連戦が続かないので、今日も最後まで出しましたけど、ちょっと6連戦が続くときは考えないといけないと思いつつ、トレーナーを含め考えていますけど」

―2連戦で1勝1敗。
「連敗しないことが大事なのでね。明日空いて、あさってからの西武戦、ええピッチャーがきますのでまた頑張ります」

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