J2千葉時代は48試合4得点…サウダーニャがセルビア1部のレギュラーシーズン得点王、CL参戦へ奮闘中

J2千葉からセルビアの名門・パルチザンへ移籍したサウダーニャ[写真:©超ワールドサッカー]

セルビア・スーペルリーガ(セルビア1部)のパルチザン・ベオグラード。エースのブラジル人FWサウダーニャ(24)がチームを勝利に導いた。セルビア『Danas』が伝える。

12日、セルビア・スーペルリーガ・チャンピオンシップラウンド第5節のパルチザンvsムラドストが行われ、レギュラーシーズン2位のパルチザンが3-0と勝利した。

かつてチームNo.1の得点源だった浅野拓磨に給与未払い等々で契約を解除されたこともあるパルチザン。2023-24シーズンからは、ムラドスト戦で追加点の元ジェフユナイテッド千葉FWサウダーニャがエースに君臨する。

サウダーニャは2021年2月に千葉へ加入後、同年のJ2リーグで31試合3得点。2022シーズンは夏までで16試合1得点にとどまると、後半戦は中国のクラブへレンタル移籍した。

2023年は頭からアゼルバイジャンのネフチ・バクーへレンタル移籍し、夏に千葉へ形式上帰還も、すぐさま現所属のパルチザンへ。昨年末に千葉からの完全移籍移行が決まった。

サウダーニャは昨夏パルチザンにレンタル加入した直後からゴールを量産し、23-24レギュラーシーズンは22試合16得点。レギュラーシーズンとチャンピオンシップラウンドを合わせ、計18得点を記録する。

レギュラーシーズンは終盤戦の6試合をハムストリング負傷で欠場しながら得点王。

残念ながら、パルチザンはセルビア国内の覇権を今季もレッドスター・ベオグラード(ツルヴェナ・ズヴェズタ)に譲ることが濃厚だが、レギュラーシーズンと同じ2位をキープできれば、チャンピオンズリーグ(CL)予選への切符を掴むことに。

J2千葉で公式戦通算48試合4得点だったサウダーニャだが、東欧セルビアからCLの舞台も見据える点取り屋に変貌…いかにもブラジル人ストライカーな生き様だ。

サウダーニャの市場価値は推定800万ユーロ(約13億5000万円)となっている。

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