新譜!にっぽんのうた~ノーカット編~中西りえ『津軽挽歌』 ※本人コメント動画

中西りえさんの新譜『津軽挽歌』について、ご本人にお話を伺いました。

チャンネル銀河での本放送では入りきらなかったインタビューの模様をうたびと限定でお届け!

中西さんに新曲『津軽挽歌』の制作秘話やカラオケのポイント、最近話題となっている中西さん、水城なつみさん、徳永ゆうきさんからなる3人組ユニット「花よりだんご」の活動についてなど、たっぷりと語ってもらいました。

ノーカットのインタビュー動画はこちら。
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――新曲『津軽挽歌』のPRをお願いします。

初めて津軽を舞台にした曲を頂きました。好きな人がいなくなってしまい、一人でその方の故郷・津軽に行くお話です。津軽平野を見つめながら風に吹かれて、そして空を見上げて、「♪あなた あなた 空から 見えますか」と、遠くにいる人を思う哀傷歌となっています。

最初は浜圭介先生の弾き語りのギターで曲を頂きました。すごくかっこよくて、最初はかっこよく歌うのかなと思ったのですが、キーを合わせながらお話をしていた時に、「今回は声を張らず、ファルセットを使ってきれいな声で歌おう。優しく歌おうね」と言われました。すごく歌い応えのあるすてきな作品で、これからずっと歌いたくなる作品を頂きました。

――歌唱する際に心がけていることはありますか?

恋人が亡くなったという経験はないですが、私の亡き師匠の櫻田誠一先生が青森県のご出身なのでご縁を感じました。大切に歌っていきたいと思い、感情移入ができるように歌いました。

――特に聴いてほしいポイントはありますか?

出だしの「♪津軽 津軽よ 津軽…」という歌詞の部分は、私もレコーディングの時は自由に歌うように言われたので、譜面より遅れ気味に歌ったり、その時の気持ちで歌っています。皆さんに聴いていただく時、そして歌っていただく時はぜひ出だしに注目していただいて、自由に聴いて歌っていただけたらうれしいです。

――レコーディング時の裏話を教えてください。

真冬の歌ではなく春先の歌ということで、年末にレコーディングをしましたが、「まだ津軽は寒いよね。あったかいと津軽っぽくない。寒さが分からないから」ということで、ディレクターさんが暖房を切って、寒いなかで歌いました。寒くはありましたが、歌っている時は歌の世界に入っているので、寒いというよりは最後の歌詞も「♪寒さが身を切る 津軽挽歌」という歌詞なので、やっぱりこういう感じなのかなと思い、全然寒くなかったです。

――初めての浜圭介作品ですが、先生からアドバイスはありましたか?

私はデビュー曲も男唄で張り歌とか、うなりが多かったですが、今回は地声で出るキーでもファルセットを使って、そして声を張らない、優しく歌うというところを先生に特に言われて気をつけて歌ったので、ぜひその部分を聴いていただけたらうれしいです。

――カラオケのポイントを教えてください。

出だしの「♪津軽 津軽よ 津軽…」という部分を、特に入るタイミングはこだわらず、皆さんの気持ちで出だしを自由に歌っていただけたうれしいです。そしてサビの「♪あなた あなた 空から 見えますか」という歌詞の部分は空に向かって、本当にいなくなってしまった人を思うような気持ちで優しく歌っていただけたらうれしいです。

――カラオケが大好きだそうですね。

一人カラオケが大好きなので、最近はあまり行けてないですが、特に次の日が歌のお仕事じゃなかったら、オフの日は一人で5時間ぐらい、カラオケで歌っています。演歌ももちろん大好きですし、歌謡曲も大好きです。アニメもボカロも特撮も何でも大好きなので、「新世紀エヴァンゲリオン」の『残酷な天使のテーゼ』も歌いますし、「鬼滅の刃」の『残響散歌』や『紅蓮華』も歌います。演歌だと石川さゆりさんと坂本冬美さんを小さい頃から歌っているので、先輩方の曲もたくさん歌いますし、十八番が決められないです。

――ミュージックビデオについて教えてください。

いろんなシーンに津軽の映像が映っていますが、「都会の暮らしを離れて、いつか2人で行こうね」というストーリーにあわせて、古民家の室内で撮影をさせていただきました。都会にいる女性の部屋をイメージしたセットで歌わせてもらい、今までそういうロケーションもなかったのですごく印象に残っています。部屋も洋だったり和だったり、部屋によって違いました。景色を見ながら歌うのではなく、自分がおうちにいながら津軽を思っていろんな場面を歌わせてもらいました。ミュージックビデオもすごく印象的でした。

今回も『能登の海風』からお世話になっている監督さんに撮影していただきました。光の魔術でいい感じに魔法をかけていただいて、いつもすてきなジャケットとポスター、ミュージックビデオを制作してもらっています。

――コロナ禍にエレキギターを習得したそうですね。

元々ギターにはすごく興味があり、始めるきっかけが見当たらなくてずっと始めていませんでした。コロナ禍で何かしなきゃということで、最初はアコースティックギターかなと思いましたが、家が木造のアパートなので、隣の部屋に音が聞こえるなと思い、エレキギターだったらあまり強く弾かずに、アンプを繋がなかったらそんなに響かなかったので、エレキにしました。白いエレキに一目惚れしちゃったので、白いエレキを買いました。

10周年のコンサートの時とデビュー9年目の時に、2年連続でエレキギターを演奏させてもらいました。

――中西さん、水城なつみさん、徳永ゆうきさんの3人からなる「花よりだんご」ライブが大盛況ですね!

特にリーダーもいませんし、担当も特に決めていません。今回はこういう感じにしようというふうに、思いついたことを3人で話し合っています。普通の話から出た内容を「こうしたら面白いんじゃない?」と意見を出して、それをライブでやって見てもらい、お客さんに楽しんでもらえるように、こうしようかと考えています。前回は初めて幼稚園児の格好をしていろんな寸劇をしながら歌いました。

最初はオーディション形式にしようと提案したのは私ですね。幼稚園児の格好というのは、たぶんなっちゃんだったと思います。なっちゃんととくちゃんも「面白い、やりたい!」という反応で、園児のオーディションにいろんな話がくっついてまとまりました。お客さんにどっと笑っていただいて、最初のつかみはバッチリでした。

――オフの日の過ごし方を教えてください。

1人カラオケだったり、紅茶とお茶全般が大好きなので、アフタヌーンティーや、おいしい紅茶の喫茶店に行くのが趣味ですね。

あとは、抽選に当たらないと行けないですが、アニメのコラボカフェに行ったり、原画展に行ったり…こちらも当たらないと行けないですが(笑)、だいたいいわゆるオタ活というものをしています。

――ポケモンカードにもハマっているそうですね。

ちょっと忙しいので、なかなか対戦ができていないですが、新作が出ると必ずチェックして、時間があったらポケモンセンターに行って買ったりしています。恐れ多いですが、いつかちゃんと世界大会にも出られるように鍛えていきたいと思います。

――最後にファンの方へメッセージをお願いします。

いつも応援ありがとうございます。今回、津軽が舞台になっている『津軽挽歌』という作品を頂きました。そしてカップリングが『島唄慕情』という、奄美を舞台にしたすてきな作品を頂きました。どちらもすてきな曲なので、ぜひCDで2曲続けて聴いていただけたらうれしいです。これからも頑張ります。応援よろしくお願いいたします。

放送情報

放送チャンネル:CS放送チャンネル銀河

放送日時などの詳細は⇒
https://www.ch-ginga.jp/detail/nipponnouta_gingaselection/episode.html?id=23992

中西りえ『津軽挽歌』ミュージックビデオ

発売中

品番:CRCN-8650
価格:¥1,500

【収録曲】

1.津軽挽歌(作詞:石原信一/作曲:浜圭介/編曲:溝淵新一郎)
2.島唄慕情(作詞:有光あき/作曲:滝川くにへい/編曲:水谷高志)
3.津軽挽歌(オリジナル・カラオケ)
4.島唄慕情(オリジナル・カラオケ)
5.津軽挽歌(一般用カラオケ・半音下げ)
6.島唄慕情(一般用カラオケ・半音下げ)

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