【K―1】70キロ級Tワイルドカード発表されず カルロス菊田P「想像している選手だと思います。ただ…」

カルロス菊田プロデューサー(後列中央)とK―1ガールズ2024

立ち技格闘技イベント「K―1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)のカード発表が急きょ中止になった理由を、K―1のカルロス菊田プロデューサーが説明した。

当初、15日は「K―1ガールズ2024」と共に第2弾対戦カード発表を行う予定で「70キロ級世界最強決定トーナメント」準々決勝から参戦する「ワイルドカード」の選手発表などが期待されていた。しかし前日夜に会見の中止を発表。菊田プロデューサーはワイルドカードがすでに3~4名に絞られていることは認めつつ「まだ交渉中の部分があって、ここでは言えない周辺の事情があって言える段階ではなくて…。月内には言えるのでもう少しお待ちください」と説明する。

さらに本紙の取材に「本当に〝いい名前〟なんですよ。なので、もう少し時間を使いたい。みなさんが想像している選手だと思いますよ。ただ、われわれの口からは言えないんです」とけむに巻く。海外団体との水面下でのけん制し合いながらの交渉になるようで「慎重に、慎重に…」とした。

また、同大会では55キロ級世界最強決定トーナメント1回戦4試合も行われる。すでにK―1同級王者の金子晃大ら日本人4選手は発表済みだが、その相手となる外国人選手の発表がこれからだ。こちらは多くのエージェントから売り込みがありその中からの編成に時間がかかっている状態とのこと。菊田プロデューサーは「いわゆる〝うれしい悲鳴〟の状態です」と両手をあげた。果たしてどんなカード編成になるか、早ければ週明け20日以降にも発表になる見込みだ。

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