小沢一郎氏、茂木幹事長が首相になれば「企業の副業解禁」発言にチクリ「働けど働けど生活が楽にならず」

立憲民主党の小沢一郎衆院議員が15日、事務所のX(旧ツイッター)を更新。自民党・茂木敏充幹事長がインターネットの配信番組に出演した際、自身が首相になった場合は「企業の副業解禁を推進する」と発言したことを受け、見解をつづった。

自民党の〝ポスト岸田〟の1人と目されている茂木氏は、自身が首相になったら…という仮定で「原則、副業をしてもよいという社会をつくる」と明言し、政府として推進する構想を示した。

こうした茂木発言に対し、小沢氏は「『副業してもいい社会作る』自民の茂木敏充幹事長が首相に就任した場合の政策に言及」と報道内容を引用し、「働けど働けど生活が楽にならず、仕事を3つも4つも掛け持ちして漸(ようや)く生活できるが、貯蓄はできない…。」という日本社会の現状を指摘。「セーフティネットを軽んじる自民党政治ではそんな社会になる。止めないといけない。」と訴えた。

フォロワーからは「『副業しないとやっていけない社会を作る』の間違いでは?」といった茂木氏への皮肉を込めた指摘や「副業しなくても生活出来るような社会にしてくれよ」「もっと働けということか…」「日本では人々は『いつ寝るのか?』…の社会が近づいて来てるのでしょうか?!」「24時間働けますか?80まで働けますか?」といった声が続いた。

(よろず~ニュース編集部)

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