ファジアーノ岡山の選手が小学校で児童と鬼ごっこ 新加入選手も笑顔で触れ合い

サッカーJ2、ファジアーノ岡山の選手が15日、岡山市の小学校を訪れ、チームに合流したばかりの新加入選手も笑顔で子どもたちと触れ合いました。

岡山市北区の陵南小学校にやってきたのは、J2ファジアーノ岡山のディフェンダー柳育崇選手と、ミッドフィルダーの早川隼平選手です。

2人は自己紹介のあとリフティングを披露。集まった3年生の児童約120人からも拍手が送られます。

ファジアーノでは「子どもたちに夢を!」というチーム理念のもと2017年から岡山市の小学校を訪れていて、2024年は抽選で選ばれた41の小学校を訪れます。

自己紹介などが終わると、子どもたちお待ちかねの選手との鬼ごっこの時間。2人は試合さながらの走りで必死に逃げますが……。

(ファジアーノ岡山 DF/柳 育崇 選手)
「あぁ捕まっちゃったよ……助けて~!」

5月7日にJ1浦和レッズから加入したばかりの18歳、早川隼平選手も子どもたちと元気に触れ合いました。

(ファジアーノ岡山 7日に新加入/早川隼平 選手)
「少し緊張したり何を話そうかなという部分はあったんですけど、年齢も近いので子どもの気持ちになってではないですけど、昔に戻った感じで楽しめたのかなと思います」

初のJ1昇格を目指すファジアーノの次の試合は19日にホームで甲府と戦います

(児童は―)
「選手たちと鬼ごっこができてとても楽しかった。足が速かった」
「逃げているところを見てかっこよかった。サッカーを習っていないけど、弟が習っていて、自分もやってみたいなって思った」

(ファジアーノ岡山/柳 育崇 選手)
「僕らがパワーを与えにくる気でいたつもりだったけど、パワーをいただけて。(Q.チーム理念の『子どもたちに夢を』は?)僕たちはプロなのでしっかり勝って結果で子どもたちにそういう姿を見せるというのが仕事だと思う。より身を引き締めてしっかり勝っていけるように戦っていきたい」

© 株式会社瀬戸内海放送