つつが虫病の80代女性が死亡 県内では2019年以来 大仙保健所

大仙保健所管内に住む80代の女性がつつが虫病で死亡していたことがわかりました。

県内では、つつが虫病の患者が死亡したのは2019年以来となります。

県によりますと大仙保健所管内に住む80代の女性は、

今月3日に発熱や倦怠感の症状が出て、連休明けの7日にかかりつけの診療所を受診しました。

検査で肝機能の数値に異常が見られ、脱水症状などもあったことから

10日に入院し、その後、容態が悪化して11日に死亡しました。

つつが虫病だったと診断されたのは14日で、つつが虫病の患者が死亡するのは2019年以来です。

女性は先月末に自宅近くの山で山菜採りをしていたということで、右手を刺されていました。

ツツガムシは野山や田畑、河川敷に生息していて

県内では5月から6月にかけて患者が最も多くなります。

県は山や川に出かける際は、肌を露出しない服装で

帰宅した際はすぐに入浴するよう呼びかけています。

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