ラグビー元日本代表が体験授業

大津市内の小学校で、ラグビーの元日本代表選手が、ラグビーを通じて、「仲間を大切にする心」を学ぶ体験授業を行いました。

大津市の雄琴小学校で開かれた体験授業には、トンガ出身でラグビー元日本代表のタウファ統悦さんが講師として参加しました。タウファさんは、現在、プロラグビーチーム「花園近鉄ライナーズ」の育成コーチ兼ラグビーの普及担当として、全国の子どもたちにラグビーの楽しさを伝えています。

15日の授業では、6年生の児童らに「ONE TEAM」をテーマとして、仲間を大切にする心や相手を敬うことの大事さをラグビーを通じて学んでほしいと話しました。

授業では、ラグビーボールを落とさずに運ぶことや目隠しをしたクラスメイトを声だけで進ませるなど、チームで協力することが必要な練習が行われ、児童たちからは、「頑張れ!」「もう少し!」などの声かけをする姿も見られました。

雄琴小学校では、今後もこのような体験授業を通じて、児童らに仲間を信頼し、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢を学んでほしいとしています。

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