工事関係者に入札情報漏らした官製談合防止法違反などの疑いで尾道市50代職員ら2人逮捕 広島

尾道市職員の男ら3人が、入札情報を漏らした疑いで、逮捕されました。

逮捕されたのは、尾道市の建設部に勤務する51歳の男と、尾道市栗原町の会社員の58歳の男です。

職員の男は、2023年6月、尾道市が発注する道路改良工事の設計書を、当時、受注業者の社長であった容疑者の男に交付し、最低制限価格に近い1276万円4千円で落札させるなどした、官製談合防止法違反などの疑いがもたれています。

交付した設計書には、工事の予定金額が書かれていて、最低制限価格を算出できるものだったということです。

2人の認否について警察は「共犯事件で捜査の支障になるため差し控える」としています。警察は見返りがあったかなど調べを進めています。

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