家庭で踊り食い 生きたまま持ち帰りも可能 青森・野辺地町で「シロウオ漁」本格化

青森県野辺地町では、シロウオ漁が盛んに行われています。2024年は、例年より遅いスタートとなりましたが、たくさんのシロウオが揚がり始めています。

野辺地川の河口からおよそ500メートルの場所で行われているシロウオ漁。

2024年は、例年よりも10日ほど遅い4日から漁が始まりました。

いけすの中をのぞくと、15日までにとれたたくさんのシロウオが。

大漁を期待し早速、簗に設置された籠網を揚げてもらうと…、ピチピチと跳ねるシロウオの姿がありました。

【野辺地川漁業協同組合 佐藤淳二代表理事】
「きょうはちょっと少なめですね、ごめんなさい」
(Q.もう少し待っていたほうが良い)「はい、待ってみましょう(笑)」

野辺地川漁業協同組合の佐藤淳二代表理事によりますと、15日は潮の流れの影響でシロウオの大きな群れが少なかったとのこと。多い時は、籠網いっぱいにシロウオが入ることもあるそうです。

【野辺地川漁業協同組合 佐藤淳二代表理事】
「1キロぐらいずつとれる時はとれます、とれない時はちょぴっとだけですけどね」
(Q.きょうはちょぴっと)「ちょぴっとのほうです」

シロウオは、すぐ近くにある販売所で200グラム1000円で販売されています。

袋に酸素を入れて持ち帰れるため、家庭でも踊り食いを楽しめます。

野辺地川でのシロウオ漁は、6月中旬ごろまでを予定しています。

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