丸広百貨店に“大温度計”出現へ 八木橋百貨店に設置の“大温度計”、矢尾百貨店にも設置予定 3社合同企画「あついぞ!八矢丸(ややまる)」注目

八木橋百貨店に設置された大温度計=14日午前11時10分ごろ、熊谷市仲町

 日本一暑いまちの夏の象徴として知られる夏季限定の大温度計が14日、埼玉県熊谷市仲町の八木橋百貨店に設置された。熊谷は2018年7月に国内最高気温を5年ぶりに更新する41.1度を観測している。

 大温度計は2007年から設置され、高さ4メートル、幅65センチのアルミ製。熊谷地方気象台の発表を基に午前11時と午後2時に気温を表示する。

 今年は同店、秩父市の矢尾百貨店、川越市の丸広百貨店と3社合同持続可能な開発目標(SDGs)企画「あついぞ!八矢丸(ややまる)」を立ち上げ。丸広百貨店の屋上にある「民部稲荷神社」に祭られているキツネにかけ、まわしを着けたキツネがうちわであおぐ様子が描かれる。各店2人ずつで計6人の日傘隊も結成し、日傘を推奨する。

 大温度計は22日から丸広百貨店、6月11日から矢尾百貨店でも設置される。

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