【あす5/16(木) 広島天気】大気の状態が不安定 晴れ間あるも北部中心に天気急変に注意 急な強い雨、落雷や突風のおそれ

きょう15日(水)の広島県は、晴れ間もありましたが、前線からの湿った空気の影響を受け、昼過ぎから雲が広がりやすくなりました。最高気温は、加計で26.9 ℃、府中市では26.2℃まで上がり、夏日になった地点もありました。

16日(木) 大気の状態不安定な一日 急な天気の変化に注意

あす16日は日本海を寒冷低気圧が通過します。この低気圧は、偏西風が南北に蛇行することで切り離されてできるもので、上空に寒気を伴っています。この時期としては強い上空5500メートルで-21℃以下の寒気です。このため、あすの中国地方は大気の状態が非常に不安定となります。

北部を中心に突風や落雷、急な強い雨に注意が必要です。また、一日を通して晴れ間もありそうですが、雲が広がりやすく、昼前を中心に天気の急変にご注意ください。

また、あすは日本海の低気圧と中国大陸の高気圧との間で気圧の傾きが大きくなるため、沿岸部や海上を中心に西風が強まる見込みですので、強風にもお気をつけください。

またあすは地上の気温を左右する上空下層(上空1500メートル付近)の気温も低くなるため、あすの最高気温はきょうに比べると大きく下がる予想です。南部では20℃前後、北部では17℃くらいの予想で、きょうよりも10℃近く低くなるところがあるでしょう。風も強めに吹くため寒さを感じそうですので、日中でも上着があるとよさそうです。

この先週末にかけては、高気圧に覆われ晴れる予想です。北部では週末30℃以上の真夏日になる可能性もあります。熱中症や紫外線対策も必要になりそうです。

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