【夏場所】大の里が若元春を突き落とし3勝目「基本は前へ、前へ出る意識」

集中力を見せた。大相撲夏場所4日目(15日、東京・両国国技館)、新小結大の里(23=二所ノ関)が関脇若元春(30=荒汐)に左四つに組み止められて寄られるも、土俵際で突き落として逆転。3勝目(1敗)を挙げた取組後は「左四つになったら力が強い相手。体が動きました」と納得の表情を浮かべた。

初日に横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)を破り、この日も自分より番付が上の相手を撃破。大の里は「2日目に危ない相撲で(幕内高安に)負けて、気持ちが吹っ切れた部分もある。集中して基本は前へ、前へ出る意識で頑張りたい」と取組でのイメージを明かした。

16日の5日目はカド番の大関霧島(28=音羽山)との一番。大の里は「一日一番、しっかり集中して頑張ります」と気を引き締めた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社