段原瑠々、次期リーダーは「決まってない」 植村あかりは感無量「華々しく終えられた」

イベントに参加したJuice=Juiceの植村あかり(左)と段原瑠々【写真:ENCOUNT編集部】

植村あかりは6月14日のコンサートをもってグループ及びハロー!プロジェクトを卒業

ハロー!プロジェクト発の女性アイドルグループ・Juice=Juiceが15日、都内で18thシングル『トウキョウ・ブラー/ナイモノラブ/おあいこ』の発売記念イベントを開催。開催前に報道陣の囲み取材に応じた。

同曲は、6月14日の日本武道館にて開催されるコンサートをもってグループ及びハロー!プロジェクトを卒業する植村あかりが参加するラストシングル。前作から約10か月ぶりとなるトリプルA面シングル。

2013年のグループ結成時からのオリジナルメンバーでリーダーの植村は、同曲について「本当に思い入れ深い楽曲になっている。トリプルA面シングルということで、Juice=Juiceの色濃く残った楽曲になっています」と紹介。

植村はまた、『おあいこ』の作詞作曲がつんく♂であることにも言及。「Juice=Juiceは、つんく♂さんが作ってくださったグループということで、本当に個性を大切にするというところから、ずっとずっと基盤から、一緒に決めてくださったような方。そんな方から楽曲提供をしていただくのはうれしい。初めてつんく♂さんの楽曲を歌うメンバーも多いと思う。そういう意味でも、卒業前にいい経験をさせていただいた」とほほ笑んだ。

レコーディングやMVの撮影などを振り返って植村は「Juice=Juiceの今の表情と言いますか、自由な空気感で、ほぼアドリブで撮らせていただいた。最後の最後には、卒業という感じの大きい、今までに見たことのないような大きさの花束を、(サブリーダーの)段原瑠々ちゃんがサプライズで持ってきてくれた。本当に華々しく終えられた感じです」とニッコリ。

『おあいこ』のMV終盤に、植村が段原に花を渡すシーンは、次期リーダーへの前振りなのか、と問われて植村は「あれは私、植村の完全アドリブ(笑)」と答え、「インテリアとしてお花が1本添えていたんで、それをこう、ビックリさせるために渡したというところが、(ファンの)みんながそう解釈してくれた。そういう見方もあるんだな、と思いながら見てます」とコメント。段原も「決まってないです。まだ何も聞いていない。みんな分からない状態です」と話した。

植村は囲み取材の最後に「Juice=Juiceは、とれたて、新鮮、天然100パーセントで搾りたて、というように、いつまでも個性の詰まったグループであるように、と名付けられたグループ。それは11年目の今も変わらず、もうずっと新しいことに挑戦し続けるようなグループ。ラストシングルとなりますが、いつもと変わらずに、感謝の気持ちをみなさんに行動で示していきたい」と話した。

いざ発売記念のミニライブが始まると、ステージを囲む約1000名のファンから「(リリース)おめでと~!」の大合唱。植村らメンバーは笑顔を見せ、精力的なパフォーマンスで会場を沸かせた。ENCOUNT編集部

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