【夏場所】琴桜が豪ノ山を下し3連勝 誕生日の師匠に「勝って白星を届けるのが大事」

琴櫻は豪ノ山を下し3連勝

バースデープレゼントだ。大相撲夏場所4日目(15日、東京・両国国技館)、大関琴桜(26=佐渡ヶ嶽)が幕内豪ノ山(武隈)を上手投げで下して3勝目(1敗)。取組後は「いつも通り変わらず、集中してやっただけです」と振り返った。

初日こそ幕内大栄翔(追手風)に敗れたものの、その後は安定感を取り戻して3連勝。16日の5日目は幕内翔猿(追手風)との取組となる。琴桜は「いつも通り、思い切って自分の相撲を取るだけです」と気を引き締めた。

この日は、師匠の佐渡ヶ嶽親方(元関脇琴ノ若)が56歳の誕生日。初日の12日が母の日だったこともあり、場所中に琴桜は「師匠の誕生日も近いので、部屋のみんなで2人に何かを渡す。毎年やっているし(師匠には)ケーキとか、おかみさんたちには花とか。だけど、勝って白星を届けるのが大事」と語っていた。父にとっても、うれしい勝利となった。

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