『話すと疲れてしまう人』に共通する6つの特徴!すぐ実践できる疲れない会話のコツ

どうしてこんなに疲れるの?話していて疲れる人の正体

話をしているだけのはずなのに、話し終わるとなんだかドッと疲れてしまう相手っていますよね。どうして話しているだけなのに、疲れてしまうのでしょうか?話すと疲れてしまう人の特徴を把握し、正しい対処方法を身に着けましょう。

話すと疲れてしまう人に共通する特徴6つ

話すと疲れてしまう人の特徴は、以下のものがあります。

1.昔話が多い

どんな場面でも自分の全盛期だった頃の話をしたがる人は、時代に合わない話題しか提供しないので周囲の人が気を遣ってしまいます。

  • 「昔は大変だった」としきりに話し、若い人が楽ばかりしているようなものの言い方をする
  • 「自分たちは我慢した」ことを、若い人にも強要したがる
  • 「昔はやんちゃだった」など、言わなくていい武勇伝ばかり話したがる

昔話をしたがる人は、ほぼ中年以降の人です。若い人へのマウントとして話しているかもしれませんが、周囲に気を遣わせて疲れさせているという事実と向き合うべきです。

2.相手を見下した発言が多い

口を開けば相手を見下す発言しかしない人は、周囲の人が精神的に参ってしまいます。

  • 「そんなことも知らないの?」
  • 「常識だけど」
  • 「あなただったらやらかすと思った」
  • 「新人の方があなたより使える」など

相手の人格を否定するようなことは、年齢や立場関係なく口にすべきではありません。

3.人の話を聞かない

自分の話ばかりして他人の話を聞かない人は、周囲に大きなストレスを与えます。相手の話を遮って自分の話にすり替えたり、他人の意見や感情を軽視するため、会話が一方通行になりがちです。このような人と話すと、共感や理解が得られず、会話自体が苦痛に感じられることが多いです。

4.会話が続かない

なにを話しても会話が続かない人と一緒にいると、空気が重くなりやすく気を遣いがちです。

  • 「はい」か「いいえ」でしか応えない
  • 「そうですか」「へぇ」など、会話の続きがない締め方をする
  • 「別に」「よくわからない」「なんとも」など、感想を聞いても話が広がらない返事をする

会話をつなげようと必死になればなるほど精神的に疲れ、黙っていれば沈黙で気を遣ってしまうため、ドッと疲れてしまいやすい傾向があります。

5.どんな話題を振っても、ネガティブ思考

いつどんな話題を提供しても、ネガティブな反応しか返ってこないと、相手を励まさなければなりません。毎回そうなってしまうと、励ますことが義務のようになってしまうので、精神的に疲れやすくなります。

6.ずっと否定されてしまう

どんな話をしても、話の途中で否定されてしまうと、話しているだけでストレスが溜まるものです。

  • 「そうじゃなくて」と、話の腰を折られる
  • 新たな発見の話をしていると、「そんなことあるわけない」と全否定
  • 話している最中に「絶対嘘」と、相手がまるで嘘つきのような物言いをしてくるなど

頭ごなしに否定ばかりされていると、話すのが億劫になってしまいます。

話すと疲れてしまう人への上手な接し方

話すと疲れる相手への上手な接し方は、以下のものがあります。

  • 相手に対する過剰な拒否反応を無くす。「また同じような展開になるのかな」という先入観を手放す
  • ある程度話の流れの予想を付けておき、疲れる前の段階で話を受け流す
  • 適切な距離を保つ
  • 上手く話題を切り替え、みんなで楽しく話せるよう仕向ける

自分の話しかしない、昔話しかしたがらない人に対しては、話題の切り替えが有効です。どんな話題でもマウントをとる人には、割り切った接し方をしてみましょう。

話すと疲れてしまう人との距離の取り方

話すと疲れてしまう人との距離の取り方のポイントは、その人との関係性によっても変わってきます。

友人や知人の場合

友人や知人などで話すと疲れる相手と距離を取る場合は、最低限の付き合いにとどめるか、思い切ってコミュニケーションを断ち切ることも必要です。自分の大事な時間や労力が奪われる関係性であるなら、LINEやDMなどの返信も無視するのも一つの手段でしょう。

職場の上司や目上の人の場合

関係性を断ち切るのは難しい相手との場合は、できるだけ必要なこと以外は会話をしないようにします。

  • 用事が無ければ返事と挨拶だけにする
  • 自分から話しかけたり、むやみに距離を縮めないようにする

ただし相槌や挨拶は徹底して、人間関係が悪化しない配慮も忘れないようにしてくださいね。

家族の場合

家族間は信頼関係があることから、お互い言いたいことをずけずけ言ってしまうこともあります。そのため、家族との会話に疲れるという場合は、できるだけ聞き流しておくのが得策かもしれません。

特に親は子供が心配であったり、可愛さから口うるさくなってしまうものです。感謝を忘れてはいけませんが、いちいち反応せず聞き流すことで親子関係がうまくいくこともあるでしょう。

まとめ

話していると疲れてしまう人は、周囲に多くいます。相手の特徴を理解し、適切な対処法を身に着けることで、会話によるストレスを軽減できます。特に、自分のペースを保ち、無理に相手に合わせすぎないことが大切です。適度な距離を保ちながら、上手に接することで、自分の心身を守りましょう。

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