「宮大工をしていて、古い建築は得意」 住宅修繕費320万円詐欺疑い 奈良の会社役員逮捕、容疑を否認

京都府警舞鶴署

 京都府警舞鶴署は15日、住宅リフォーム工事の費用名目で金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、奈良県生駒市の会社役員の男(51)を逮捕した。

 逮捕容疑は、2017年10月、京都府舞鶴市の自営業女性(63)やその親族らに対し「奈良で宮大工をしていて、古い建築は得意」などとうそを言い、雨漏りの修繕や石垣工事、防火塗装の費用として現金計320万円を振り込ませた疑い。同署によると、いずれの工事も行われていないという。

 男は「工事しようとしていて、だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

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