フィラデルフィア・フィリーズの右腕アーロン・ノラは、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に先発登板。９回（109球）を投げて、被安打４、８奪三振、無四死球で、完封勝利を収めた。
先発登板したノラは、初回から５回までパーフェクト投球を披露し、無失点に抑えると、６回にメッツ７番のタイロン・テイラーから左安打を浴びるが、続く打者を三者連続でアウトとした。７回もメッツ２番のスターリング・マルテに右安打を許すも後続をセカンドライナー、三併殺打と打ち取った。
さらに９回にはメッツの代打ジェフ・マクニールに二塁打を打たれ、２番のマルテには左安打を許して一、三塁のピンチ。しかし、最後はしっかりと３番のフランシスコ・リンドアをセンターフライで打ち取りゲームセット。メッツが４対０で勝利を収め、ノラは９回（109球）を投げきって今季５勝目を挙げた。
試合終了後、MLB公式はXを更新「アーロン・ノラ、キャリア４度目の完封勝利を達成！」と綴り、４度目の完封勝ちを称えた。
“ピッチング・ニンジャ”として知られる投球分析家ロブ・フリードマンも自身のXを更新し「アーロン・ノラ、時速81マイル（130キロ）の恐ろしいナックルカーブ」と綴り、ノラの圧巻の投球にスポットを当てている。
構成●THE DIGEST編集部
