日本に避難した人達の働く場所を…愛知県初の「ウクライナ料理店」がオープン 従業員15人中9人が避難者

名古屋市中村区に2024年5月15日、ウクライナ料理店「ジート」がオープンしました。

中村区の「ウインクあいち」にオープンした料理店「ジート」は、愛知県初のウクライナ料理店です。

提供される料理は、赤いビーツの色が鮮やかな「ボルシチ」に、水餃子のような「ヴァレーニキ」。

ロシアのウクライナ侵攻で日本に避難した人たちの働く場所を作ろうと、日本ウクライナ文化協会が企画した店で、店の名前「ジート」は、ウクライナで生産が盛んなライムギを意味しています。

15人の従業員のうち9人がウクライナから避難した人たちで、キッチンでの調理やホールスタッフとしてもてなします。

日本ウクライナ文化協会の榊原アレクセイツェヴァナターリヤさん:
「ぜひ来て、ウクライナの料理を味わって確かめてみて。ウクライナの温かさ、美しい文化や伝統をお伝えしたいと思っています。皆さんお待ちしております」

ウクライナの伝統料理が楽しめるジートは、原則毎日営業するということです。

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