佐世保「世知原茶」の産地で小学生が茶摘みを体験【長崎県】

新茶が芽吹く茶畑で、佐世保市の小学生がお茶の葉の摘み取りを体験しました。

太陽に照らされ、茶葉の鮮やかな緑が映えます。

「世知原茶」の産地・佐世保市世知原町の茶畑を訪れたのは、九州文化学園小学校の3年生37人です。

県立世知原少年自然の家 福田 世光さん
「小さいのから3枚もしくは2枚摘んでみてください。薄い黄緑、葉っぱの色は、こういう葉を摘んでいきましょう」

茶畑は、県立世知原少年自然の家が管理していて、児童たちは職員から摘み取り方を教わりながら、茶摘みを体験していました。

「お茶好き?大好き」
「小さい葉っぱとやわらかいのに気をつけてとっている。小さい葉っぱを見つけるのが意外と難しい」

この小学校では毎年、佐世保のお茶の産地や文化などを学ぶため、社会科見学の一環として茶摘み体験を行っています。

「夏も近づく八十八夜~」

子供たちは、定番の「茶摘」を歌いながら、芽吹いた新茶を丁寧に摘んでいました。

参加した児童
「茶摘みは1回もしたことがないので、いっぱいやわらかいのもあってびっくりした」

参加した児童
「おいしいお茶を飲みたい。おいしそうなお茶になりそう」

収穫した茶葉は、子供たちが学校で製茶作業をしたあと、それぞれの家庭に持ち帰り
新茶の味を楽しみます。

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