中日、小笠原好投&マルティネス圧巻火消しも…打線振るわず零敗、再び借金2

● 中日 0 - 1 阪神 ○
<8回戦・バンテリンドーム>

中日は今季6度目の完封負け。延長11回までもつれた接戦を落とし再び借金2となった。

先発の小笠原は立ち上がりから安定。6回は中堅・岡林、7回は左翼・カリステがライナー性の飛球を好捕するなど、バックも堅守で左腕を盛り立てた。8回までテンポ良くゼロを刻んだ小笠原だったが、0-0のまま迎えた9回、先頭の2番・中野に右翼線への二塁打を許し降板。立浪監督はここで守護神のマルティネスを投入した。

続く3番・近本は申告敬遠。無死一、二塁と塁を詰め、マルティネスは続く4番・大山を空振り三振に仕留めた。5番・ノイジーは中飛に打ち取り二死一、三塁。最後は6番・渡邉諒を見逃し三振に仕留め見事な火消しをゼロを刻んだ。

投手陣の力投に応えたい打線だったが、阪神先発・大竹の前に好機での一本が出ずゼロ行進。6回は先頭の4番・細川が左中間への二塁打を放ったが、5番・中田、6番・石川昂はいずれも遊ゴロに倒れるなど無得点に終わった。最後までホームが遠く今季6度目の完封負け。延長11回表に失点した齋藤に今季初黒星(2勝)が記された。

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