日本のBL漫画ドラマ化に中国ネットで反響=「待ちきれない」「アニメの方がいい」

14日、日本のBL漫画「タカラのびいどろ」のテレビドラマ化が決定し、中国のSNS・微博で物議を醸している。写真はタカラのびいどろ。

2024年5月14日、日本のBL(ボーイズラブ)漫画「タカラのびいどろ」のテレビドラマ化が決定し、中国のSNS・微博(ウェイボー)で物議を醸している。

「タカラのびいどろ」は、鈴丸みんた氏の漫画が原作。ある日、天然で純朴な主人公・中野大進(なかのたいしん)が、面倒見のよいクーデレ先輩男子・志賀宝(しがたから)に泣いているところを慰められる。大進は宝のことが忘れられず地元の福岡から上京。大進と同じ大学へ進学するも、見事再会を果たしたところで冷たく突き放されてしまう。それでもめげない真っすぐな大進に、宝も段々と引かれていくボーイズラブストーリーだ。

同作品が連載されていたBL漫画誌・ディアプラス&シェリプラス編集部のX(旧ツイッター)公式アカウントによると、テレビドラマは7月1日より放送・配信が開始され、キャスト発表は公式HPもしくは次号に掲載予定だという。

このニュースが微博で多数のアカウントに紹介されると、「ああああ、早く放送してください。待ちきれません」「7月の放送開始をじっと待ちましょう」「まだ5月に入ったばかりなのに、なぜさらに2カ月も待たなければならないのですか?!」などと、放送を楽しみに待つコメントもあったものの、「実物の人間には期待しません」「アニメにした方がいいと思います」「助けて。実写化でどうなってしまうのか想像できません」「実写は必要ない。アニメだけで十分です」などと、実写化に反対する意見が多く寄せられた。

このほか、「私はこの漫画がとても好きです。うまくキャスティングされることを願っています」「うーん…誰が大進のようにかわいく演じられるのか見てみましょう…」「アニメ化してから実写化してもらえませんか?。実物の人間は本当に見ていられない…(演技力が高く、全員がイケメンである場合を除く)」などと、キャスティングに希望を託すファンも見られた。(翻訳・編集/岩田)

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