オリヴィア・ロドリゴが自身2度目の“2024 ASCAP Pop Music Awards”を受賞

Olivia Rodrigo and Daniel Nigro - Photo: Emma McIntyre/Getty Images for The Recording Academy

オリヴィア・ロドリゴ(Olivia Rodrigo)と彼女の頻繁なコラボレーターであるダニエル・ニグロ(Daniel Nigro)が、米国の著作権管理団体ASCAP主催による2024年度の<ASCAPポップ・ミュージック・アワード>において“ASCAPポップミュージック・ソングライター・オブ・ザ・イヤー”に選出された。オリヴィアが同賞を受賞するのは2022年に続く、2度目の快挙となる。

現地時間5月8日にロサンゼルスで開催された授賞式では、シングル「Good Luck, Babe!」でダニエル・ニグロ、ジャスティン・トランターと共作したチャペル・ローンがダニエル・ニグロに同賞を授与した。また、ナイジェリア出身のラッパー、REMA(レマ)はレーナ・ゴメスをフィーチャーリングした「Calm Down」で“ASCAPポップ・ソング・オブ・ザ・イヤー”を受賞している。

その他の関連ニュースとしては、オリヴィア・ロドリゴは3月22日に最新アルバム『GUTS』のデラックス・エディション『GUTS (spilled)』をリリース。このデラックス・エディションには、オリヴィアが最新作『GUTS』やデビュー作『SOUR』をプロデュースしたダニエル・ニグロ、そしてアニー・クラーク(セイント・ヴィンセントとして知られる)と共作し、現在慣行中の“GUTS”ワールド・ツアーで連日披露されている新曲「obsessed」を含む5曲が追加収録されている。

「obsessed」は元々、オリジナル・アルバムのオンラインストア限定盤(赤)、通常盤(黒)、小売店限定盤といった各種アナログ盤に隠しトラックとして収録されていた。さらに、今回のデラックス・アルバムには「girl i’ve always been」「scared of my guitar」「stranger」に加え、オリジナル・アルバムのリリース後にレコーディングされた新曲「so american」も収録されている。

先日、『GUTS』を引っ提げたソールドアウト続出の北米アリーナ・ツアーを終えたばかりのオリヴィア・ロドリゴは、シカゴのユナイテッド・センターで行われた2夜連続公演の初日に、このデラックス・アルバムのリリースを発表した。ニューヨーク・タイムズ紙は同ツアーについて、「ポップ・スターの“GUTS”ワールド・ツアーのオープニング・ナイトは、きらめきと奔放さを備えていたが、彼女の歌の素晴らしさを実感するのに、歌そのもの以外に多くを必要としなかった」と評している。

ローリング・ストーン誌に「早くも名盤」、ロサンゼルス・タイムズ紙に「傑作」、ピッチフォーク誌に「痛烈なカリスマ性」など、各メディアから称賛された彼女の最新作『GUTS』は、アメリカを含む世界13カ国以上のアルバム・チャートで首位を獲得。全米では、Billboard 200での初登場1位をはじめ、Billboard Hot 100でリード・シングルの「vampire」が首位に返り咲き、Artist 100でオリヴィアが1位に輝くなど、トリプル・チャート1位獲得を達成した。

Written By Will Schube

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