米5月住宅建設業者指数45に低下、1月以来の低水準=NAHB

[15日 ロイター] - 全米住宅建設業者協会(NAHB)が15日発表した5月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は45と、前月の51から予想外に低下し、1月以来の低水準となった。住宅ローン金利の高止まりにより潜在的な買い手が購入を控えている傾向が示唆された。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は51だった。

NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏は「インフレ抑制の進展が見られないことから第1・四半期に長期金利が上昇し、これが住宅建設業者の心理の重しとなっている」と指摘。「インフレ退治の最後の1マイルは住宅インフレの抑制だ。これは、住宅建設業者がもっと手の届きやすい手頃な価格の住宅を建設できる場合にのみ実現する」とコメントした。

© ロイター