ユニバーサルロボットとMiRがデンマークに合同本社を開設

米テラダインのロボット関連事業部テラダインロボティクスを構成する2社であり、ロボット業界のグローバルリーダーであるユニバーサルロボット(UR)とモバイル・インダストリアル・ロボット(MiR)が、合同本社を構えることで製品開発や事業運営の相乗効果を高め、先進的なロボット開発に向けたイノベーションを加速

オーデンセ(デンマーク), 2024年5月15日 /PRNewswire/ -- デンマークの協働ロボットメーカーであるユニバーサルロボット(Universal Robots)とデンマークのAMR(自律走行型モバイルロボット)メーカーであるMiRは本日、デンマークのオーデンセで敷地面積20,000平方メートルの新本社のグランドオープンを祝いました。

URとMiRのグローバル・パートナー・エコシステムから、テラダインロボティクスが最近いくつかの協業案件を発表したエヌビディアやシーメンスなどのパートナー企業が出席しました。

テラダインロボティクスのグループプレジデントであるウジワル・クマール(Ujjwal Kumar)は、次のように述べています。

「この新本社の立ち上げは、テラダインロボティクスにとって重要なマイルストーンとなります。ロボティクス分野でイノベーションを起こす2つのリーディングカンパニーの力を結集することになるからです。協働ロボットとAMRという高い需要のある技術力をさらに進化させるため、最適な環境となるでしょう」

MiRの社長 ジャン-ピエール・ハスアウト(Jean-Pierre Hathout,)は、次のように述べています。

「この新本社はイノベーションを促進するように設計されており、オートメーションに革命をもたらす最先端のソリューションを開発する当社のチームに最適な環境を提供します。MiRは、マテリアルハンドリングのワンストップショップとなることを標榜し、大規模でグローバルな顧客の進化するニーズを満たすために、当社の技術を継続的に進化させていきます。最近発売したAI搭載のMiR1200パレット・ジャックは、この試みを実証するものです。この最新鋭の施設で、私たちの取り組みがもたらす変革のインパクトを目の当たりにし、MiRとURの製品をお客様やパートナーに紹介できることを心から嬉しく思います」

ユニバーサルロボットの社長 キム・ポウルセン(Kim Povlsen)は、次のように述べています。

「創業以来、URは何千ものお客様と何百ものエコシステム・パートナーに選ばれるプラットフォームとなりました。この美しいビルは、私たちの強固な設計哲学を反映し、自動化をあらゆる人に、あらゆる場所で提供するという使命に継続して取り組むために最適な環境となるでしょう」

先進オートメーションの変革力

オープニングイベントでは、エヌビディアのロボティクス・エッジコンピューティング担当バイスプレジデントであるディープ・タラ(Deepu Talla)氏、シーメンス・ファクトリーオートメーションのCEOであるライナー・ブレーム(Rainer Brehm)氏、テラダインロボティクスのグループプレジデントであるウジワル・クマールによるパネルディスカッションが行われました。パネリストたちは、業界を超えたフィジカルなAIの活用について議論し、企業や職場における高度な自動化が大きな変革をもたらすことを強調しました。

グランドオープンイベントの写真や、パネルディスカッションの録音は URMiRのSNSでご覧いただけるようになるとともに、後日 こちらからもダウンロード可能となります。

MiRとURの新合同本社について

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