「無限邂逅メガロマリア シーカー」レビュースカルの怪しさとステルスアクションを再現できる抜群の個性

by 吉田航平

【無限邂逅メガロマリア シーカー】

開発・発売元:コトブキヤ

2024年5月16日 出荷

価格:5,280円

ジャンル:プラモデル

サイズ:全高約160mm

コトブキヤより「無限邂逅メガロマリア」第4弾となる「シーカー」が5月16日よりメーカー出荷が開始される。

「無限邂逅メガロマリア」は「人型」でありながら「ヒト」とは異なるキャラクターモデルの「可動性」と「演技性」を追求した新素体「マリオネットスタイル」を採用したコトブキヤのプラモデルシリーズ。

その最大の特徴は滑らかで美しい可動表現の広さと充実感、そして女性的なスマートなラインで表現されたキャラクター像、そしてカスタマイズの高さとロボットやガールズプラモデルとは異なる魅力を宿したシリーズとなっている。

第4弾となる「シーカー」はアサシンをモチーフとしたキャラクター。「無限邂逅メガロマリア」シリーズとしては、初の敵キャラクターとしてデザインされ、アサシン(暗殺者)をイメージしたスカル(ドクロ)のマスクに正体を隠すようなフードタイプのヘッドギアがあしらわれている。

胸部には胸骨がむき出しになったようなデザイン、そして、素体マスクには第3の目が造形された三つ目となっている。

今回は試作キットをお借りし、「シーカー」の魅力を紹介していく。

スカルの有機的なデザインと無機物的なパーツを織り交ぜた構成

「シーカー」を構成するランナーはAからOの12種とポリキャップ(PC)パーツ、ハンドパーツとなっている。

基本的なパーツ構成は第1弾の「プリンシパル」と同様だが、新規造形のスカルマスクなどが封入されたランナーが入っている。また、成形色もオフホワイトとブラウンの色合いとなっている。

パーツを確認したところで、次は組み立て工程を紹介していこう。

(C) KOTOBUKIYA
※画像は試作品を使用しています。実際の製品とは若干異なります。ご了承ください。

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