節約すると損!?お金を有効に使う「オトクな出費」3つ

おはようございます。ファイナンシャルプランナーの稲村優貴子です。

この連載では、『朝のスキマ時間に学ぶ♪家計管理・お金の基本』というテーマで、お金にまつわるコラムをお届けします。

節約すると損!?お金を有効に使う「オトクな出費」3つ

食費、光熱費、交通費などあらゆる場所で値上げが続いています。

収入が上がらないので、日々、半額の食材を買ったり、トイレに芳香剤を置くのをやめたり、飲み会を断ったり…ただ、節約が続くと心も疲弊してしまうもの。節約も大事ですが、お金を有効に使えば、実はお得になる出費もあります。

今回は、節約しないほうがオトクになるかもしれない出費を3つ紹介します。

【1】時間節約や時短のための出費

高速道路の料金や電車代を出せば30分節約できるとしましょう。時間はお金で買えないといわれますが、移動時間は買えるのです

また、ディズニーランドには、ディズニー・プレミアアクセスという2,000円のチケットがあり、それを購入すると、人気のアトラクションの待ち時間を短くできます。例えば、180分待ちのアトラクションに10分で乗れたたとすると、ひとり2,000円で1時間50分という時間を買えたことになります。

このように、お金を出すことで時間を有効に使えるのであれば、お得な出費になります。

もちろん、待ち時間や移動時間を楽しむスタンスであれば出す必要のないお金です。

【2】英会話や運動…「自己研鑽」に関する出費

英語を勉強したい、資格を取得したい、運動して体を整えたいなど自分を磨こうと思うことは素晴らしいことです。

英語がわかるようになると海外旅行がより楽しくなり、資格を取得すると、給料が上がったり副業につながったりすることもあるでしょう。

ジムやヨガスタジオで運動すれば病気になりにくくなり、将来の医療費の節約にもなります。

自己研鑽はお金がないからといって節約すると、結局損になったり、支出になったりすることもあるので、長い目で見て判断したいですね。

【3】「家電のメンテナンス」に関する出費

エアコンは自分で掃除できないところが意外と汚れていて、そこから出てくる空気で喉が痛くなったりアレルギー反応がでることもあります。

寒冷地では石油ストーブの分解掃除を怠ると熱効率が悪くなったり故障の原因になります。

またm洗濯機の洗濯槽は見えないところに黒カビがあり、仕上がりが悪くなったり生乾き臭につながります。

家電のメンテナンスをすることは、故障、買替など大きな出費を防ぐことにもつながることを、意識しておきましょう。

まとめ

なんでも節約すると疲弊してしまいます。この3つの出費はもちろん、たまにスイーツを買ったり自分にご褒美をあげることも必要な出費です。

節約と支出、メリハリをつけていけるといいですね。

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