中部の主要スーパー4社の23年度決算 全社が増益・黒字化 改装効果や販管費率改善が寄与

 中部の主要スーパー4社の2023年度決算が出そろった。売上高に相当する営業収益は、バローホールディングス(HD、本社多治見市)とマックスバリュ東海(以下MV東海、本社浜松市)が増収、ヤマナカ(本社名古屋市)とアオキスーパー(本社名古屋市)が減収だった。純損益はバローHD、MV東海が増益、ヤマナカ、アオキスーパーは黒字化した。店舗の改装効果やプライベートブランド(PB)の品ぞろえ強化で売り上げを伸ばし、経費削減も奏功した。24年度は業績予想を開示する3社が純利益で増益を見込む。 

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