レアル、38歳モドリッチ&34歳クロースは退団? 現地指摘「ファンは心の準備をするように」

レアル・マドリードでプレーするトニ・クロースとルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】

モドリッチとクロースは今季限りで契約満了

スペイン1部レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチとドイツ代表MFトニ・クロースは今季限りで契約満了を迎え、チームを離れる可能性がある。スペインメディアは「マドリディスタは、両者の退団に備えて心の準備をするように言われている」と取り上げている。

2012年からレアルでプレーし、10番を背負うモドリッチは9月に39歳を迎えるなか、クラブでの出番は激減したが、それでも現役続行を望み、レアルとの契約延長を希望していると伝えられてきた。

一方、2014年から在籍する34歳のクロースは昨年6月に1年の契約延長を結び、レアル10年目のシーズンを過ごしている。一時は契約延長が濃厚と言われていたが、スペインのラジオ局「カデナ・セール」によれば、チームの世代交代が進むなかで、1年の契約延長は「当たり前ではない」状況に変わりつつあるという。

スペインメディア「フットボール・エスパーニャ」は、「トニ・クロースとルカ・モドリッチの象徴的なコンビが最近一緒にプレーすることは滅多にないが、この数週間で見られるように、両者はレアル・マドリードとカルロ・アンチェロッティ監督によって高く評価されている。しかし、マドリディスタは今夏の両者の退団に備えて心の準備をするように言われている」と取り上げている。

「モドリッチは退団確実のように見えたが、CLとエル・クラシコでの先発出場により、その必要性について考えを変える可能性があると唱える人もいる。モドリッチは彼の大ファンの1人であるフロレンティーノ・ペレス会長と直接会談する予定だ。クロースは現在、クラブを離れる方向に向かっているようだ。今週クラブと話し合うが、現状では『残留よりも退団に近い』状況だ」

長年、チームの中盤を支えてきた功労者2人は、レアルを離れることになるのだろうか。(FOOTBALL ZONE編集部)

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