「サッカーを続けられなくなりました。」元日向坂46・影山優佳さんの弟、国士舘大学MF影山秀人がキャリア終了を報告…3月に意識失う「強く生きます!!」

[写真:©超ワールドサッカー]

大のサッカーフリークとしても知られる日向坂46の元メンバーである影山優佳さん。その実弟で国士舘大学のサッカー部でプレーしているMF影山秀人がサッカー人生の終了を報告。その想いを綴った。
【写真】突然のサッカー人生終了を告白した影山秀人

影山は、横浜F・マリノスのジュニアユース出身で、その後三菱養和SCのユースに加入。国士舘大学へと進学した。

今年が4年生。3年次の昨年度はベンチ入りや試合にも出場していたが、昨年10月28日の第19節の明治大学戦に途中出場したのが最後となった。

影山は自身のX(旧ツイッター/@ROMA16CESTLAVIE)を通じてキャリアの終了を発表。今年3月の練習中に意識を失ったことを明かし、後遺症が残ってしまったため競技としてプレーすることが難しくなったと告白。これまでのキャリアを振り返り、感謝のメッセージと想いを綴っている。

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【サッカーを続けられなくなりました。】

これまで僕のサッカー人生に関わってくれた全ての方々へ感謝の思い、そして僕自身の現在の心境を伝えたいので拡散していただけると幸いです。

秀人(シュート)という名前で生まれ、始まった僕のサッカー人生に突然終わりがきてしまいました。

3月の練習中に意識を失い、命こそ助かったものの後遺症が残り競技としてサッカーをプレーすることができなくなってしまったからです。
波が寄せるようにやってくる吐き気が落ち着き、今これを書いています。

今年は大学ラストイヤーで自分がチームを引っ張っていく覚悟と責任をもってオフシーズンから激しいチーム練習や自主トレに取り組んできました。

マリノスJYで経験した屈辱的な過去も
高1で部員の半分が怪我人だった過去も
進路選択で周りから馬鹿にされた過去も
今シーズン活躍すればすべてを正解にできると思った。
そんな思いの中で僕のサッカー人生は突然終わりを迎えてしまいました。

まだ21歳とはいえ子供の頃から人生の全てを捧げたサッカーを失ってしまうことは簡単には受け止めきれず、このツイートをするまでにも心の整理に多くの時間がかかりました。

その一方で幸せも感じています。
僕は今生きていて人生は続く。
命を落とす可能性もあった中で意識が戻った。
そんな幸せ者の自分にできることはこれまでのサッカー人生よりも豊かな人生を送ること。

大学の2部練後も社会人フットサルに参加するほどサッカーが好きな自分にとってスパイクを脱ぐことは寂しい気持ちでいっぱいですが第2の人生も常識にとらわれず自分だけのキャリアを歩んでいきたいと思います。

これまで僕を直接指導してくださった方々、応援・サポートしてくださった方々のおかげで最高のサッカー人生を送ることができました。その方々への感謝の思いを第2の人生を通して表現していきます。

影山秀人、強く生きます!!
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プレーヤーとして第一線でサッカーに関わることはできなくなってしまったが、この先も大好きなサッカーに関わることがあるのか。第2の人生にも注目だ。

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