<関西オープン 事前情報◇15日◇名神八日市カントリー倶楽部(滋賀県)◇6869ヤード・パー70>
きょう16日開幕の大会は、ツアー競技外として1922年に第1回目が行われた日本最古のオープン戦となる。毎年開催コースが変わるが、今年は2015年以来となる滋賀県の名神八日市カントリー倶楽部(滋賀県)で行われる。今回、9年前とセッティングが変更されたのだが、当時とどう変わったのか?
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まず、総距離が6900ヤードから6869ヤードに変更され、パー71からパー70と1打減っている。そして最大の変化はアウトとインが入れ替わったこと。もともと10番ホールだったところがパー5(528ヤード)からパー4に変更され、1番ホールとなっている。距離は494ヤードで、出だしから難関ホールとして選手を待ち受ける。そのホールのスコアが一日の流れを決めることにもなりそうだ。
ちなみにアウトコースはパー5が一つもない。さらに400ヤード越えのパー4が7つのうち6つと長い。どれだけパーで耐えることができるのかというのがカギになる。
15年大会ではトータル17アンダーで片岡大育が勝利を挙げている。当時の10番パー5(今回1番パー4)ではバーディ、イーグルを奪取している選手が多く、“スコアを伸ばせる”とチャンスホールと言っても過言ではなかっただろう。当時は伸ばし合いが続く4日間だったが、今年はどういう結果となるのか。日本最古のオープン戦は見どころが多い。
なお、大会はALBA TVで4日間生配信される。