エドガー・ライト監督、『バーバレラ』リメイク作品を監督へ?

エドガー・ライト監督が、『バーバレラ』リメイク作品を監督するべく交渉に入っているという。現在もカルト的人気を誇るジェーン・フォンダ主演の1968年作のリメイク版では、『恋するプリテンダー』や『マダム・ウェブ』のシドニー・スウィーニーがタイトルロールを演じる。

『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ラストナイト・イン・ソーホー』などで知られるエドガー監督は以前から同作に関心を寄せており、リメイク作の製作が2022年に最初に発表された後、シドニーとも話をする機会も持っているものの、自らが監督を務められなければ関わるつもりはないとしていた。

また脚本に関しては、「X-Men」や「キングスマン」シリーズを手掛けてきたジェーン・ゴールドマンとその娘ハニー・ロスが交渉に入っている。

ロジェ・ヴァディム監督によるオリジナル作品では、41世紀を舞台に邪悪な科学者デュラン・デュランを阻止しようとする女宇宙飛行士の姿が描かれていた。

一方でフォンダは以前、リメイク作に対して不安を抱いているとして、「どのようなものになるのか心配してしまうの」「どうするべきかアイディアがあったんだけど、(オリジナル作品のプロデューサー)ディノ・デ・ラウレンティスは、生きていた時は耳を貸さなかった」「でも、真にフェミニスト映画になる可能性があったのよ」とハリウッド・リポーターに語っていた。

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