販売休止中の協力プレイ対応アクションRPG『Wayfinder』6月11日よりPC版の販売再開へ―オンライン常時接続撤廃を含む買い切り版

販売休止中の協力プレイ対応アクションRPG『Wayfinder』6月11日よりPC版の販売再開へ―オンライン常時接続撤廃を含む買い切り版

アメリカのデベロッパーAirship Syndicateは5月15日、現在販売を休止中のアクションRPG『Wayfinder』の販売再開を含む新たな展開予定を告知しました。

5月31日に新仕様を導入し6月11日より販売再開

発売当初よりプレイが困難な状態だった

2023年8月にDigital Extremesよりオンライン専用作品として早期アクセス版が発売された本作ですが、当初よりサーバーにログインできずプレイできない問題が多くのプレイヤーで発生。また購入アイテムが反映されないといった問題も報告されていました。

その後運営の移管と販売停止が発表

その後2024年4月にパブリッシングをそれまでのDigital Extremesから、開発を行うAirship Syndicate自身に移管することが発表され、販売が一時中止。次の展開を4~6週間ほどで告知するとされ、過去購入したプレイヤーのみが遊べる状態となっていました。

「Echoes」アップデートにより新生予定

オンライン常時接続不要に

この度、本作がオンラインの常時接続必須の要件を撤廃し、シングルプレイヤーベースでオンライン3人協力プレイも可能な作品として新たに生まれ変わることが発表されました。

これらは「Echoes」アップデートと呼称され、PC版の既購入者向けに海外時間5月31日より配信予定。

新規購入者向けには、引き続き早期アクセス版として海外時間6月11日より24.99ドルでの販売が再開されるとのことです。

この「Echoes」アップデートでは仕様の変更だけでなくゲーム全般に改善が実施。武器のランダムドロップ、防具にステータス追加、大量のコスメやハウジングアイテムの収集、4つの難易度選択、新たなウェイファインダー、新エリアなどが登場し、より洗練されたゲームプレイが、より改善されたゲームパフォーマンスで楽しめるようになっているそうです。

マイクロトランザクション無し

さらに「Echoes」版ではゲーム内でのマイクロトランザクションを一切扱わず、ゲーム本体を1度買うだけで出費が済むとされています。また、既存のプレイヤーデータも削除されます。PS5版向けの「Echoes」アップデートは夏を予定。PS4版はこれを機に対応自体が終了するものの、PS5版へのアップグレードは無料で可能とされています。

当初の計画の基本プレイ無料化は正式化後も実施されず、有料販売が継続されます。

早期アクセスが2024年秋に終了予定

早期アクセスを行うプラットフォームを1本化することで、より早い開発作業が可能とされその期間も2024年秋に終了し正式化の際には価格を引き上げる予定。早期アクセス期間内には、ゲームの改善や新たなキャラクター、探索エリア、ハウジング要素の拡張などを行うことも明かされました。また、2024年内にXbox Series X|Sへの対応も含む今後の新たな展開を告知予定としています。

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