Defi、リングが鮮やかに光る追加メーターが進化「レーサーゲージN2+」 φ60スタンドアローンタコメーターを初設定

by 編集部:塩谷公邦

2024年6月上旬 発売

1万6500円~2万7500円

Defiの新製品「レーサーゲージN2+」

日本精機のブランド「Defi」は、新開発のプラットフォームを採用した「Racer Gauge(レーサーゲージ)」シリーズ第2弾となる新製品「Racer Gauge N2+(レーサーゲージ・エヌツープラス)」を6月上旬からデリバリーを開始する。サイズはφ52とφ60で、「ブースト計」「圧力計」「温度計」「電圧計」「タコメーター(φ60のみ)」の5種類があり、カラーはブルーとレッドを用意。価格は1万6500円~2万7500円。

新製品のレーサーゲージ N2+は、内部ステッピングモーターは純正メーターでも多く使用される自社製VS-2を採用し、高精度ハイレスポンスを実現。好評だった前モデルのデザインを継承しつつ、より洗練させ各部をリファイン。各部基本性能の向上を狙い、これまで構造上実現不可だった部分も改良し、大幅な性能向上に成功したという。日中の文字板の明るさは前モデル比で180%を達成。最上位機種の「ADVANCE(アドバンス)」シリーズと比較してもそん色ない明るさを実現している。φ60のスタンドアローンタコメーターは、Defiとしては初設定となるとのこと。

Defiロゴにシルバーミラーインク、中心部の意匠にカラーのミラーインクを新採用。Defi最上位機種「ADVANCE A1」のデザインをリスペクトした、艶黒×艶消し黒のコンビ印刷を用いた
左が新製品、右が前モデル。見返し部分(ガラス面と文字板の間の内壁部分)の発光量を従来比200%として、より奥行き感のある加飾意匠へ進化している
左が新製品、右が前モデル。先代のレーサーゲージ N2同様にDefiオリジナルフォントとしながらも、よりシャープ感を追求した細めの書体へ変更
左が新製品、右が前モデル。先代φ52シリーズは、文字板外周の加飾が内部構造上360度発光できなかったが、レーサーゲージ N2+は全ての機種で加飾部分360度発光を可能にした
消灯時
ブースト計は2万3600円
圧力計は2万7500円
温度計は1万8700円
電圧計は1万6500円
タコメーターは1万7600円。φ60のみ
前モデル「Racer GaugeN2」

なお、今回のラインアップにない300kPaターボ計や排気温度計は、従来品のレーサーゲージ N2の販売を継続。ただし、2024年1月に生産が終了となっているため、在庫がなくなり次第販売終了となる。

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