「虎に翼」が「逃げ恥」に? 「契約結婚」が一時トレンド入り、華丸も「最終的に夫婦を超えていく」【ネタバレ】

 石田ゆり子

 16日に放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」では、家族総出で寅子の見合い相手を探すも見つからず。そこへ視聴者誰もが思っていた“あの人”が結婚相手に名乗りを上げ、大ヒットドラマを思い起こさせる「契約結婚」が一時トレンド入りした。

 この日の「虎に翼」では、「社会的地位を得る」ために、必死に見合い相手を探す寅子。ついに父が見合い相手を見つけ、寅子も母・はる(石田ゆり子)も大喜びするも、結局見合い直前で断られてしまう。

 雲野(塚地武雅)にも頼み、ご近所にもお願いしていながら、結局27歳という年齢、弁護士という職業がネックとなり、まったく見合い相手は見つからない。さらに依頼人からも断られ続け、さすがに落ち込む寅子のもとにやってきたのが優三(仲野太賀)だった。

 優三は、寅子が見合いしたいこと、その理由も含め、直言から聞いていると言い、その上で「それ、ぼくじゃダメかな?」「社会的地位を得るための結婚相手、ぼくじゃダメでしょうか?」と立候補。

 「はて?」と首を傾げる寅子だったが「優三さんも社会的地位が欲しいの?」と聞き、「独り身の風当たりの強さは同じですから」と答えた優三とがっちり握手。一気に話が進んでいった。

 ある意味“契約結婚”とも言える2人のなれそめだが、「あさイチ」朝ドラ受けでは、華丸が「逃げ恥みたいなこと。最初はそういうね。結局はハグの日があって、最終的に夫婦を超えていく」と、TBS系人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」を例にあげ、最終的にはナイスカップルになると予想。

 ネットも「契約結婚」が一時トレンド入り。「華丸さんが言うように、確かに逃げ恥みたいに契約結婚みたい でも優三さんは絶対寅子の事大好きだよね!」「この二人なら契約書とか作りそうだよ」「昔から本当は寅子のことが好きだった優三は、実は契約結婚を大義名分に本気のプロポーズをしたんだと思う」などの声が。

 「逃げ恥」作者の海野つなみ氏もXで「優三さんしかいないやん、と思ってるとこに現れる優三さん! 私たち、(契約)結婚します!♪テ~レテレレ テ~レテレレレ つか、優三さんは寅ちゃんのこと…」と反応していた。

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