ロングコートダディ、KOC優勝へ「仕上がっているネタが21本」 昨年は直前に辞退「今年は歯医者の予定を入れない」

記者会見に登場したロングコートダディの堂前透(左)と兎【写真:ENCOUNT編集部】

昨年は準決勝35組まで残るも直前で辞退

コント師No.1を決めるお笑い賞レース『キングオブコント2024』のエントリー会見記者会見が13日に行われ、ロングコートダディが悲願の初優勝へ思いを明かした。

2009年結成のロングコートダディは、同コンテストで2度の決勝進出を経験しており、20年と22年に7位という結果を残した。M-1グランプリでも、2度ファイナリストとなっており、コントと漫才の二刀流で活躍している。

昨年は準決勝35組にまで残ったが、直前に体調不良により準決勝を辞退することを発表。神妙な面持ちで話し出した堂前透が「今年は絶対に歯医者の予定を入れないようにする」と告げると、相方の兎も「歯医者で辞退したの?」と驚いた表情を見せた。

今年の抱負を聞かれると堂前は、「去年、出られなかった分のネタが温存できている。現段階で仕上がっているネタが21本あります」と豪語。兎が続いて「今年は準決勝、20ネタでやってほしい。それだったら勝てるので」とアピールしたが、会場が一瞬シーンとなった後、「ごめんなさい、これは嘘です。なんか言わなければと思って……」と謝罪していた。

今年で17回目を迎える本コンテストは、16日からエントリーがスタート。出場資格は、プロ・アマ、所属会社の有無を問わず、芸歴の制限は無し。2人以上のユニットに限り(1人での出場は不可)、即席ユニットでの参加も可能となっている。本会見では、ロングコートダディのほか、昨年準優勝のカゲヤマ、ダウ90000、ななまがり、ザ・マミィがエントリーを表明し、昨年、歴代最高得点を弾き出して史上最年長優勝を成し遂げたサルゴリラも同席した。ENCOUNT編集部

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