歌手のキム・ホジュンが事故後、ファンたちに安否の文を残して話題だ。
12日、キム・ホジュンがファンカフェに残した文が論議となっている。ひき逃げ事故後に作成した文であるためだ。
キム・ホジュンは、12日午後8時ごろ、公式ファンカフェを通じて、「愛と美しさがあふれる時間だったと表現したい」とし、「共にするこの幸せがあまりにも大きくて大切に思った。この感じ、この感情をそのまま持ってチャンウォン（昌原）に駆けつける」と明らかにした。
続けて「2日間のコヤン（高陽）のコンサートに一緒に参加してくださり、輝かせてくださって心から感謝申し上げ、たくさん愛している。残りの週末の時間をよく過ごされ、安全に帰宅してください。ありがとう。本当にありがとうございます」と付け加えた。
キム・ホジュンは9日、ソウル・シンサ（新沙）洞で進路を変更する途中、対向タクシーと接触事故を起こして逃げた疑いで、警察の調査を受けている。当時、キム・ホジュンの所属事務所の関係者A氏は警察署に訪問し、キム・ホジュンではなく自分が車を運転したと自首した。関係者は運転当時、キム・ホジュンが着ていた服を着て行ったという。
ここに警察は、車両の所有者であるキム・ホジュンに何度も携帯メールと電話をかけて出頭を要請したが、これに応じず、事故から17時間となる翌日午後4時30分ごろ警察署に出頭し、飲酒測定を実施した。キム・ホジュンが遅れて出頭しただけに、警察は飲酒運転の可能性も残して捜査を進めているという。
ソウル・カンナム（江南）警察署は、行方不明の事故車両のブラックボックスに家宅捜査令状を申請したと伝えられた。所属事務所は、14日は飲酒運転ではないとし、「事故当時、キム・ホジュンは慌てたあまり、事後処理をまともに進められなかった。社会的物議を醸した点を謝罪し、所属事務所とキム・ホジュンは事後処理のために最善を尽くすことを約束する」と立場を伝え、その後は口を閉ざしている。
ひき逃げ容疑を受けているにもかかわらず、予定された公演を強行することを知らせたキム・ホジュン。図々しく事故を起こし、コヤンでのコンサートを終えた後、ファンカフェに何気ないふりをしてコメントまで書いた彼にネットユーザーたちは怒りを隠せずにいる。
