能登被災地、買って支援 津松菱で物産展 三重

【能登半島地震被災地の商品を選ぶ来店客ら=津市東丸之内の松菱で】

 【津】能登半島地震の被災地を支援する物産展が15日、三重県津市東丸之内の松菱6階で始まった。石川、富山、新潟の12社の食品や工芸品を販売。収益の一部を店内の義援金箱と合わせ被災地の支援機関に寄付する。20日まで。

 1月下旬からの物産展で急きょ石川県の商品を手配して以来2回目。今回は「第24回ふるさと三重物産展」と同時開催し茶屋を含む4店舗の出店と「ご当地マルシェ」に約20品を並べた。

 会場には「ゴーゴーカレー」「ひっぱり餅」など石川県の人気商品や輪島塗の箸などが並び、昼時の茶屋では多くの来店客が黒しょうゆを使った「富山ブラックらーめん」を食べる姿があった。

 津市の森川晴加さん(25)は「広告でおいしそうだったのでお餅を買った。少しでも支援になれば」と話した。同店担当者は「被災地の商品を販売する場所を提供し少しでも貢献したい。お求めいただくことで復興支援になる」と呼びかけた。

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