ティアフォー、次世代ロボットタクシー事業に向けたEVプロトタイプ展示

株式会社ティアフォー(以下、ティアフォー)は5月15日、次世代ロボットタクシー事業に向けて開発中のEVプロトタイプを発表した。「SusHi Tech Tokyo 2024」の「ショーケースプログラム」において展示する。

「SusHi Tech Tokyo 2024」は、東京都が主催する国際イベントだ。未来の都市モデルを発信する「ショーケースプログラム」は、5月17日~21日に有明アリーナで開催される。

ティアフォーは、次世代ロボットタクシー向けの新たな車両モデルとして2025年までに製品化する。同モデルは、2023年6月に公開した自動運転EVソリューション「fanfare(ファンファーレ)」のラインナップの1つであるShuttle Bus(シャトルバス)モデルを改良したものだ。

また、「ファンファーレ」は、ホワイトレーベルの自動運転EVの開発を加速させるソリューションだ。同ソリューションを活用することで、ティアフォーは、利用者が自社ブランドを通してレベル4水準の自動運転EVを製品化、販売、利用できるよう支援するという。

さらに、「SusHi Tech Tokyo 2024」では、各会場をバスやタクシーの未来のクルマがルートごとに周遊する。自動運転海の森公園ルートを5月12日~26日に、自動運転タクシールートを4月27日~5月10日、5月17日~22日に走行する予定だ。なお、ティアフォーは、同社が提供する現行モデルの小型バス車両とタクシー車両も走行し、来訪者の安全で快適な移動を支えると述べている。

© 株式会社自動車新聞社