川和町に「作り手」大集合 6月2日 メーカーズデイ 横浜市都筑区

300人以上の人が訪れた前回

区内を中心に活動する作り手たち=「MAKERS(メーカーズ)」を集めたイベント「MAKER`SDAY!(メーカーズデイ)」が6月2日(日)、アーバン2・0=川和町2338の3=で開催される。午前10時30分から午後4時。雨天決行。

会場は旧診療所

イベントは一級建築士の石川亮さんとインテリアデザイナーのマリビックサンボさん夫婦を中心に、2022年6月に第1回を開催。約3カ月に1度の開催を続け、次の6月が区切りの10回目となる。会場は石川さんの父が2019年に亡くなるまで診療所(アーバンクリニック)を開いていた場所。現在は石川さん夫婦が都内から移転し、ISHIKAWASAMBO一級建築士事務所を運営している。

地域とつながり

川和町出身の石川さんは、全寮制の中学に進学後、地元を離れており、地元にネットワークがなかった。移転後、父の診療所が地域の集いの場になっていたことを知り、「改めて地域とつながりを持ちたい」と思っていたところ、「診療所の裏の敷地をイベントで使わせてほしい」との依頼が舞い込む。打診したのは地域課題の解決に取り組むスパイスアップ=青葉区=。

スパイスアップは、動くローカルメディアとしてキッチンカー「萬駄屋」を出店するなどの活動をしており、石川さんはイベント運営のノウハウを持つ同社と一緒にイベントを企画。一級建築士であることから「モノづくりをしている人たちとつながれたら」と「メーカーズデイ」のコンセプトを思い立った。

第1回は萬駄屋のほか、石川さん夫婦の工作&英語教室など3者でスタート。回を重ねるごとに紹介が紹介を呼び、現在の出店は22者。モノづくり体験と飲食のブース、手作り品の展示・販売などがメインで、常設ピアノを使った音楽ライブなどが行われることもある。連続で参加する人に加え、毎回2割ほどが新規で参加している。石川さんは「診療所に通っていた人が来てくれたり、裏に敷地があるのを知らなかった、と来てくれる人も」と新旧の出会いがあるという。

キャラ&フォトコン

今回は10回目の開催を記念し、「オリジナルキャラクターデザイン案」と「都筑区内の『推し』」を写真で紹介する2つのコンテストを実施する。キャラクターは小学生から高校生までが対象で、デジタルファイル(手書きの作品をスマートフォンで撮影したもので可)で応募。写真コンテストは18歳以上。写真データはjpg形式で10MB以内。

締め切りは5月23日(木)午後11時50分まで。書類審査を経て、当日、最優秀、優秀賞を選定する。

カラフルで可愛らしいチラシ
オリジナルキャラクター応募先
フォトコンテスト応募先

© 株式会社タウンニュース社