1日を通して揺れ動く少女の心をみずみずしく描く リラ・アビレス監督 「夏の終わりに願うこと」公開決定

ベルリン国際映画祭でエキュメニカル審査員賞を受賞し、アカデミー賞国際長編映画賞のショートリストに選出された、リラ・アビレス監督による長編第2作「夏の終わりに願うこと」が、2024年8月9日より劇場公開されることが決まった。

「夏の終わりに願うこと」は、1日を通して揺れ動く少女の心をみずみずしく描いた作品。7歳の少女・ソルは、父・トナの誕生日パーティーのため祖父の家を訪ねる。病気で療養中の父と久しぶりに会えることを喜ぶソルだったが、「体を休めているから」という理由でなかなか会わせてもらえない。いとこたちと無邪気に遊びまわることも、大人たちの話し合いに加わることもできず、いらだちや不安が募るばかりのソル。やがて父との再会を果たしたとき、それまで抱えていた思いがあふれ出し、ソルは“新たな感情”を知ることになる。

監督・脚本を務めたのは、「メキシコ映画界の新たなパイオニア(IndieWire)」とも評されるリラ・アビレス。映画初出演のナイマ・センティエスが主演を務める。

【作品情報】
夏の終わりに願うこと
2024年8月9日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
配給:ビターズ・エンド
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