ポテトやケバブ…キッチンカーで食中毒 10歳未満~70代の28人に症状 ノロウイルス検出 群馬・渋川市

 群馬県は15日、渋川市の遊園地内で営業していたキッチンカー「ゴールド ケバブ」の食事を食べた前橋や高崎、伊勢崎など6市町に住む10歳未満~70代の男女計28人が嘔吐(おうと)や発熱、下痢などの症状を訴え、一部の客からノロウイルスが検出されたと発表した。県は同店が原因の食中毒と断定し、15日から3日間の営業停止処分とした。

 県食品・生活衛生課によると、5日に同店のロングポテトやチーズハットグ、ケバブなどを食べた5組39人のうち28人が発症。6日ごろから症状が出始め、20人が医療機関を受診し、1人が入院した。いずれも快方に向かっているという。原因食品は特定されていないが、共通して食べたのは同店の食事だけだった。

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