『ハードノックス』が100シーズン目を迎えるジャイアンツのオフシーズンに密着

【NFL】

NFLで最も歴史あるフランチャイズのひとつが今年、『Hard Knocks(ハードノックス)』に初めて登場する。

ニューヨーク・ジャイアンツが毎年恒例のシリーズで新たな試みとなる『Hard Knocks: Offseason with the New York Giants(ハードノックス・オフシーズン・ウィズ・ザ・ニューヨーク・ジャイアンツ)』に出演すると、『HBO』、『NFL Films(NFLフィルムズ)』、『Skydance Sports(スカイダンス・スポーツ)』が現地15日(水)に発表した。

『ハードノックス』がジャイアンツを特集するのは、シリーズが始まった2001年以来初めてのこと。4回のスーパーボウル制覇を誇るこのフランチャイズは今年で100シーズン目を迎える。『ハードノックス』がNFLのオフシーズンを特集するのは今回が初めてのこととなり、1月から7月にかけてビッグブルーに密着する。

5つのエピソードからなるシリーズの初回は東部時間7月2日(火)21時に『HBO』で放送され、その後は『Max』でストリーミング配信される。新しいエピソードは7月30日まで毎週火曜日に公開される。

『ハードノックス』は過去に2回、2010年と2023年にニューヨークを訪れてジェッツを特集し、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区では他にもダラス・カウボーイズ(2002年、2008年、2021年)を取り上げてきた。今回は100シーズン目を迎えるビッグブルーが主役を務める。

ジャイアンツが2017年以来初めてランニングバック(RB)セイクワン・バークリーをロースターに欠いた状況で2024年のシーズンに臨むとあって、ゴッサムは話題に事欠かないだろう。ダニエル・ジョーンズは続投するが、チームのQB1はACL(前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)断裂からの復帰となる。『ハードノックス』はジェネラルマネジャー(GM)ジョー・シェーン率いるフロントオフィスにも焦点を当て、2024年のNFLドラフトに至るまでの過程や、全体6位でワイドレシーバー(WR)マリク・ネイバーズを指名する様子などが詳しく紹介されるはずだ。

ジャイアンツが6勝11敗に終わった2023年シーズンからの立て直しを目指す中、ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールにとっても重要なシーズンが迫っている。この夏、再建への希望に満ちたチームの初期段階の模様が、『ハードノックス』で毎週放送されることになる。

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