都と日本気象協会 熱中症予防で協定締結

この夏も猛暑が予想される中、東京都と日本気象協会が都内での「熱中症ゼロ」を目指し、熱中症対策に関する協定を結びました。

気象データの調査や情報発信を行う日本気象協会と東京都が5月15日に結んだ協定では、両者が連携して都内での熱中症による被害を防ぐことを目指します。今後、区市町村が実施する熱中症の予防啓発イベントなどに、協会所属の気象予報士を派遣するなどしていくということです。

今年の夏は「ラニーニャ現象」という南米ペルー沖の海面水温が低い状態が続く現象の影響で、都内が猛暑になる可能性が高いとされていて、東京都はイベントなどで積極的に熱中症への注意を呼びかけていく方針です。

小池知事:「記者会見のたびに今年の夏は暑いということを何度もお伝えして、熱中症にならないようにということを発信させて頂いております。一緒に対策、取り組んでいきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします」

また東京都と日本気象協会は、それぞれ運営する熱中症のホームページでも連携して対策を呼びかけていきます。

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