花巻東高校の野球場とソフトボール場が人工芝化へ 地域開放も

人工芝化する花巻東高の野球場(中央奥)とソフトボール場(同手前)。西側隣接地の一角では、菊池雄星投手による複合野球施設の整備が進む(花巻東高提供)

 花巻市松園町の花巻東高(小田島順造校長、生徒742人)は、校内の野球場とソフトボール場を人工芝にする。水はけの改善やけが防止の効果が期待され、9月に着工、来年春までの使用開始を見込む。市が事業費の半分を補助する方針で、遠征時などは一般開放する予定。西側隣接地では卒業生の米大リーガー菊池雄星投手による国内最大級の複合野球施設の整備が進み、エリア一帯の魅力向上にもつなげる。

 主に男子硬式野球部が使用する野球場(面積1万3240平方メートル)は両翼98メートル、中堅120メートルで、来春までの人工芝化を予定。部活動や体育の授業などに使われるソフトボール場(同5400平方メートル)は12月ごろの使用開始を見込む。

© 株式会社岩手日報社