2つの都市をライブ映像で結ぶ芸術作品「ポータル」が〝迷惑系〟モデルのせいで一時閉鎖

〝迷惑系〟モデルのエヴァ・ルイーズ(インスタグラム@avalouiiseから)

〝迷惑系〟モデルの不適切行為のせいで、2つの都市を24時間、ライブストリーミング映像で結ぶ芸術作品が一時閉鎖された。そのモデルには迷惑行為を世界に広げた〝前科〟があった。米紙ニューヨーク・ポストが15日、報じた。

米ニューヨークとアイルランド・ダブリンを24時間ライブ映像で結び、市民が交流を楽しむ革新的な芸術作品「ポータル」が一時閉鎖された。今月8日に設置され、市民や観光客がリアルタイムで交流していたが、ある女性が胸をさらけ出して大注目を集めた。それに続き、お尻など体の部位をさらけ出す人が出たため、14日にいったん閉鎖された。

モデルのエヴァ・ルイーズ(25)がニューヨークのポータルで胸をさらけ出し、ダブリン市民に見せつけた。ルイーズに続いて、体の部位をさらけ出す人が出たのだ。

ルイーズは、4年前のコロナ禍、飛行機のトイレの便座を舐める動画〝コロナチャレンジ〟を広めた女性だった。ルイーズの動画がバズったため、世界中で便座を舐める動画を投稿する人が続出した。

2度目の迷惑なブームを作ったルイーズは、今回の騒動によって、動画の登録者数が急増し、「このスキャンダルで2日間で3万ドル(約460万円)を稼ぎました」と話している。

「私がやれば広まる可能性があると分かっていてポータルに行きました。私の人生全体は、まさにバイラルです」。まさに〝迷惑系〟動画配信者だ。

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