SixTONESジェシーと映画W主演の東宝シンデレラ、“旧ジャニ御用達女優”5つの理由と炎上回避のプロ配慮

ジェシー(SixTONES)(C)ピンズバNEWS

5月16日、SixTONES・ジェシー(27)と女優の福本莉子(23)がダブル主演する映画『お嬢と番犬くん』が2025年春公開されることが発表された。

原作は漫画家・はつはる氏が『別冊フレンド』(講談社)で連載中の人気コミックス。極道の孫娘であることを隠して平凡な青春と恋を送りたい高校生のヒロインと、そのお世話係で過保護な若頭の青春ラブコメディ作品である。

「福本さんは、2016年開催の第8回『東宝シンデレラ』オーディションでグランプリを勝ち取ってから数多くの作品に出演している人気女優ですが、さらに“特別”なところもあります。今回のジェシーさんとの映画に限らず、旧ジャニーズタレントと共演することが非常に多く、今回もそれを指摘する声が多いですね」(女性誌編集者)

X(旧ツイッター)では《福本莉子ちゃん》がトレンド入りしたほか、

《福本莉子ちゃんこのままだとジャニーズ全てと共演しそう》
《もはやジャニーズとラブコメやるために生まれてきた女だろ福本莉子》

といった声が多く寄せられている。

福本は旧ジャニーズの、特に若いタレントと共演する機会が多い。映画で言えば2022年が特に多く、なにわ男子の道枝駿佑(21)と『今夜、世界からこの恋が消えても』、Aぇ!groupの佐野晶哉(22)と『20歳のソウル』、Travis Japanの松田元太(25)と『君が落とした青空』と3本も共演している。

また、福本は23年7月期にSnow Manの目黒蓮(27)主演の『トリリオンゲーム』(TBS系)に準主演の佐野勇斗(26)と両片思いの役で出演したが、同作は25年公開の続編映画も控えている。福本の出演も有力視されていて、今回のジェシーとの『お嬢の番犬くん』の情報解禁を受け、《福本莉子ちゃん忙しいね!》《もうトリリオンゲームと連チャンじゃないですか》といった声も寄せられている。

「旧ジャニーズタレントの主演作でヒロイン、準主役クラスの役を務める頻度が高い女優のことを“ジャニーズ御用達女優”と呼んだりしますよね。

新会社のSTARTO ENTERTAINMENTに移行したことで、今後は緩和されていく可能性もありますが、旧ジャニーズタレントのお相手、ヒロイン役の女優は選ばれる“条件”がとても厳しかった。そのため、福本さんのような存在は重宝され、何度も共演するんですよね」(芸能プロ関係者)

■“旧ジャニーズ御用達女優”によるプロの距離感

旧ジャニーズタレントの相手役女優は、一定の“条件”をクリアしている必要がある。“過去にジャニーズタレントとの熱愛疑惑がない”は当然として、

「作品は恋愛ものが中心なので、同世代の若い女優であること、私生活が奔放すぎないこと、何かあった際に対応が取れる大手事務所に所属していること――この3つが前提条件です。

そして、実は重要なのが“旧ジャニーズタレントと共演してもファンが怒らない”という点。旧ジャニーズと共演した女優は“番宣で距離が近い”などの理由で、ファンから怒りを買って炎上しがちですからね」(前出の芸能プロ関係者)

前述の『トリリオンゲーム』では今田美桜(27)が目黒のヒロイン兼ライバルで出演していたが、まさに“距離が近い”という理由でインスタグラムが炎上したことがあった。

23年7月放送の『アイ・アム・冒険少年』(3月にレギュラー放送終了)に今田、目黒、福本が出演するにあたり、『トリリオンゲーム』のXとインスタグラムは3人の集合写真を投稿。写真は目黒が中心でその右に今田、左に福本という並びだったのだが、今田と目黒の距離は近かった一方で、福本は目黒と少し間を空けて立っていたのだ。

今田は目黒ファンにも好かれている存在だが、福本が距離を空けていたことで距離感が際立ってしまったのだろう、SNSでは《(今田は)少し距離近くない…?》《莉子ちゃんの距離感はさすがです。ジャニーズ御用達女優さんになるの納得です。プロ意識が。。》といった声が寄せられていたのだ。

また、『アイ・アム・冒険少年』にはSnow Manの向井康二(29)がレギュラー出演していたことから今田、目黒、向井、福本の4ショットバージョンも番組Xに投稿されているが、これも福本だけは距離を空けていて、“3人と1人”のような構図になっていた。

なお、今田は『2024 エランドール賞授賞式』(2月8日開催)で目黒と2ショット写真を撮った際は、距離を取っている。『トリリオンゲーム』の際の騒動で、炎上リスクを痛感したのかもしれない。

前出の芸能プロ関係者は続ける。

「御用達女優はたびたび旧ジャニーズタレントと共演していますので、何をすれば荒れるか、そうならないためどう対応していくかも熟知しているわけです。もちろん、ノウハウを持っている所属事務所サイド、マネジャーの助言もあるでしょう。

目黒さんとの件だけでなく、福本さんは旧ジャニーズタレントとオフショット写真を撮る際は間を空けるか、ゼロ距離の場合も積極的に詰めている感じはしない雰囲気で写ることが多いですね。

もはや、福本さんは“旧ジャニーズ御用達女優のプロ”とも言えそうな感じ。また、そうしたファンに対する気遣い、配慮を続けてきたからこそ、福本さんは現在まで多くの旧ジャニーズタレント作品に出演し続けられているのではないでしょうか」(前同)

ジェシーとダブル主演する映画『お嬢と番犬くん』公開の時期には宣伝稼働も増えていくことになるだろう。その際も、福本なら炎上のリスクはなさそうだ。

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