井上尚弥の9月次戦はドヘニーが最有力 アラム氏「グッドマンは12月を望んでいる」

グッドマンと拳を合わせた井上だが…(ロイター)

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の次戦の相手は元IBF同級王者テレンス・ジョン・ドヘニー(37=アイルランド)が最有力となった。

専門メディア「IRISHBOXING」によると、井上の共同プロモーターを務めているトップランク社のボブ・アラム氏は「井上は9月の試合開催に向けて(IBF&WBO同級1位サム)グッドマン(オーストラリア)と交渉中だが、12月開催を望んでいる。そうなると、9月に日本でドへニーと対戦することになるかもしれない」と語ったという。

同メディアは「グッドマンを抜いてドへニーが井上尚弥戦のポールポジションに浮上した」とし「アイルランドのボクシング史上最大の勝利を記録するチャンスが与えられる可能性がある」伝えた。その上でドへニーは同メディアに対し「今はその渦中にいる。9月は私が最有力候補で、グッドマンはそのあとになる可能性が非常に高い」とし「どちらにしてもタイトルのチャンスはあるだろう」と意欲を示した。

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